ホーム / エリア / 中部 / 静岡 / 伊豆市 / ベアード・ブルワリーガーデン修善寺 ベアード・ブルワリーガーデン修善寺ってどんなブルワリー? ホップ兄 ベアードビール。これはさ、アメリカ人のブライアン・ベアードと日本人の妻さゆりさんが2000年に沼津で始めたブルワリーなんだけど、スタートが衝撃的で——アパートのベランダで使用済みケグを溶接して造った30リットルの醸造装置から始まってるんだよ。
麦ちゃん ベランダで溶接!? もはやDIYの域を超えてない?
ホップ兄 ブライアンはジョンズ・ホプキンス大学の日本研究科を出た後、アメリカン・ブルワーズ・ギルドで醸造科学を学んで、シアトルのレッドフック・ブルワリーで修行してるんだよ。それを引っ提げて日本に来て、当時日本最小のブルワリーとして免許を取った。
麦ちゃん ホップ兄 地道に30Lから250L、1000Lと拡大して、2014年に修善寺の狩野川沿いに約3ヘクタールの敷地を構えた。ここがすごくてさ、敷地内にカスケード、シンシュワセ、ファグル、センテニアルのホップ畑があって、柚子・枇杷・夏みかん・梅の果樹園もある。将来的には大麦も自家栽培して「エステートビール」を目指してる。
麦ちゃん 自分の畑でホップも果物も育てて、それでビール造ってるの!?
ホップ兄 そう。Wabi-Sabi Japan Pale Aleは地元の本わさびと緑茶をホールフラワーホップと合わせてて、わさび・茶・ホップの境界がわからなくなるくらい一体化してる。Saison Sayuriは奥さんの名前を冠したセゾンで、地元の青島みかんの皮と果汁を使ってる。これが2010年のワールドビアカップで金賞。
麦ちゃん 奥さんの名前のビールが世界大会で金賞…! それだけで泣ける。
ホップ兄 しかも2010年のワールドビアカップではSaison Sayuri、Country Girl Kabocha Ale、Numazu Lagerの3銘柄で金賞を獲って、あのBallast Pointと並んで全出品者中最多タイの金メダル数だったんだよ。3330エントリーの中でだよ?
麦ちゃん なにそれ! 日本のブルワリーがアメリカの大御所と並ぶって…!
ホップ兄 Kurofune Porterもぜひ飲んでほしい。フロアモルテッドのマリスオッターにチョコレートモルト、氷砂糖を加えたロバストポーターで、ブライアン曰く「ビンタじゃなく優しく撫でてくれるような味」。黒船の名前は幕末にペリーが来た時代、英国でポーターが流行ってたことにかけてるんだよ。あと敷地内にはCamp Bairdっていうキャンプ場もあって、ホップ畑を眺めながら無料ビール付きでキャンプできる。
麦ちゃん キャンプしてホップ畑見ながらビール飲めるの!? 修善寺行くしかないじゃん!
代表銘柄: Wabi-Sabi Japan Pale Ale Saison Sayuri Kurofune Porter