信州須坂フルーツブルワリー、ここの醸造場長がすごい経歴でさ。深井洋一さんっていうんだけど、東京農業大学で農学博士号を取ってて、農業関連の研究機関に37年間勤めてた人なんだよ。
37年!?研究者からブルワーに転身したの?
食品開発と品質評価の研究をずっとやってて、日本酒やビネガー、ナチュラルチーズの研究開発にも関わってた。フルーツの味をどう引き出すかっていう科学的なアプローチができる人なんだよね。羽田ブルワリーで醸造研修を受けてから就任してる。
だからフルーツエールの完成度が高いのか…。どんなビールがあるの?
りんご、りんご辛口、りんご・カシスMIX、PREMIUM MIX、もも・カシスMIX、完熟シャインマスカットエール、ペールエール。果物は全部須坂産で、果汁が20〜30%も入ってるんだ。
果汁30%!?それもうほぼジュースでは?
いやいや、ちゃんとエール酵母で上面発酵してて、果汁の甘さの中にホップの軽い苦みもあるんだよ。非熱処理・無ろ過で酵母が生きてる。麦芽はドイツ産、ホップはチェコ産、そして須坂の軟水で仕込んでる。
へぇ〜!受賞歴はあるの?
2019年秋季全国酒類コンクールの地ビール部門で、りんご・カシスMIXが第1位、PREMIUM MIXが第3位。農学博士の知見がしっかり結果に出てるよね。
全国1位!すごい!醸造所ってどんな場所なの?
これも面白くてさ、1970年にできた旧福祉企業センターの建物を改修して醸造所にしたんだ。国の地方創生交付金を活用して2017年にスタートした地域プロジェクトで、お披露目会には100人が集まって投票で最初の商品を決めたんだよ。
使われなくなった建物がビール醸造所に生まれ変わって、住民投票で商品が決まるって、まさに地域のビールだね!須坂のフルーツビール、飲んでみたいなぁ。
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