アングロ・ジャパニーズ・ブルーイングってどんなブルワリー?
ホップ兄アングロ・ジャパニーズ・ブルーイング、通称AJB。これがさ、野沢温泉にイギリス人が開いたブルワリーなんだよ。創業者のトーマス・リヴジーはダービーシャー出身で、13歳から自家醸造を始めたっていう筋金入り。
麦ちゃん
ホップ兄イギリスのホームブルー文化だよね。その後ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで美術を学んで、2008年に卒業。つまり元々はアーティストなんだよ。それと並行して地元の醸造所で6年間修行もしてる。
麦ちゃんえっ、芸術家でブルワー?なんでそんな人が野沢温泉に?
ホップ兄奥さんの絵美子さんとロンドンのパブで出会って、二人ともスノーボード好きで2010年に野沢温泉に初めて来たんだって。村の人の温かさと温泉と自然に完全に惚れ込んで、2012年に移住。最初は「里武士」って名前で食のイベントをやってたんだけど、日本のクラフトビールに満足できなくて「じゃあ自分で造ろう」って2014年に醸造所を開いた。
麦ちゃん「自分が飲みたいビールがないから造る」って、一番純粋な動機だよね。
ホップ兄で、すごいのがバレルエイジへの本気度。日本で唯一、5000リットルのフーダーっていう大型樽を2基持ってて、3年熟成のランビックをブレンドしたビールまで造ってる。看板の「キングコングニードロップ」はバーボン樽やイチローズモルトのウイスキー樽で熟成したインペリアルスタウトで、ABV9.5%。
麦ちゃんなにそれ!名前のインパクトもすごいけど、イチローズモルトの樽って贅沢すぎない?
ホップ兄ダークチョコレート、バニラ、キャラメル、リキュールみたいな層が重なる味わいでさ。IBC2019のエイジドストロング部門で最優秀賞を獲ってる。タップルームの「里武士」は野沢温泉のシンボル・大湯の目の前にあって、10タップと2基のハンドポンプでフレッシュなビールが飲める。
麦ちゃんハンドポンプって、イギリスのパブにあるやつだよね?
ホップ兄そう、リアルエールをハンドポンプで注ぐのはイギリスのパブ文化そのもの。「信州そばスタウト」っていう地元の有機そばを使った銘柄もあって、英国の醸造技術と信州の食材が合体してる。横浜馬車道にも2022年に出店してるけど、やっぱり温泉上がりに里武士で飲む一杯は別格だろうね。
麦ちゃん温泉入ってからのインペリアルスタウト…最高すぎる。野沢温泉行く理由がまた一つ増えた!
代表銘柄: キングコングニードロップ信州そばスタウトTom's English AleBread