イナデイズ・ブルーイングってどんなブルワリー?
ホップ兄イナデイズ・ブルーイングはね、2019年に伊那市で冨成和枝さんが一人で立ち上げたブルワリーなんだよ。元々は愛知県岡崎市出身の女性で、信州大学農学部で6年間乳酸菌の研究をしてた人。
麦ちゃんえっ、乳酸菌の研究者がビール醸造家に?すごい転身!
ホップ兄食品メーカーに就職したんだけど、そこで規格外の野菜が大量に捨てられてる現実を目の当たりにしたんだって。それがずっと引っかかってて。その後、愛知県蒲郡市のHYAPPA BREWSっていうブルワリーで4年間修行して、醸造だけじゃなく経営も税務も接客も全部叩き込まれた。
麦ちゃんフードロスへの問題意識がビールにつながったんだ…。
ホップ兄そう。で、学生時代を過ごした伊那に戻って、元JAのリンゴ加工所だったガレージを自分でDIYして醸造所にしちゃったんだよ。古材の再活用が得意な諏訪市の「Rebuilding Center Japan」に手伝ってもらって。400Lの発酵タンク3基、たった10席のタップルーム。
麦ちゃん
ホップ兄ビールの名前も全部伊那の土地に根ざしてるのがいいんだよ。「三州IPA」は三州街道、「権兵衛IPA」は権兵衛峠、「くらしSession Ale」の「くらし」は伊那谷の方言で「おいで」って意味。メイヤーレモンを使ったセッションエールでさ。
麦ちゃん「おいで」って名前のビール!飲む前からもう伊那に呼ばれてる感じ。
ホップ兄さらにぶっ飛んでるのが「鹿塩GOSE」。木曽の伝統漬けもの「すんき漬け」をビールに使ってるんだよ。すんき漬けって塩を使わない乳酸発酵の珍しい漬けもので、その酸味がゴーゼのスタイルと合うっていう発想。乳酸菌研究者ならではの着眼点だよね。
麦ちゃん漬けものビール!?乳酸菌の経験がここで生きてるんだ!
ホップ兄自家栽培のホップも使ってるし、信州大学と共同開発した「信大クリスタル」っていう仕込み水も導入してる。石窯を自作して地元野菜のピザも焼いてるし、ラベルは伊那出身のデザイナーが一つずつ手がけてる。全部が伊那谷のネットワークで回ってるんだよ。
麦ちゃんビールもピザも人のつながりも、全部地元発ってことだよね。森で植物採取してビールにするイベントもやってるって聞いたし、絶対行く!
代表銘柄: 伊那日和ペールエール三州IPA権兵衛IPAくらしSession Ale鹿塩GOSEHAZY DAZE