下諏訪のムギクラブルーイング、ここはブルワーの田村治男さんの経歴がすごいんだよ。宇都宮出身で、もともと東京でカメラマンをやってたんだけど、日本酒が大好きで下諏訪の蔵元に転職したんだ。
カメラマンから蔵元!?思い切りがすごすぎる!
ところがその蔵元が経営破綻してしまってね。そこから山梨のクラフトビール会社で2年間修業して、2022年に自分の醸造所『田村醸造』を立ち上げたんだよ。
波乱万丈だなぁ...。でも日本酒もビールも醸造の世界で、諦めずにたどり着いたんだね。
醸造所を構えたのは下諏訪の萩倉地区。黒曜石に育まれた軟水が湧く場所で、蔵元時代に酒米を作ってた土地勘からここを選んだんだって。
黒曜石に育まれた水...なんかロマンがある響きだね。
で、その水と日本酒の知識を掛け合わせて生まれたのが『白椿』っていうライスビール。長野県産の酒米『山田錦』とテングサを使ってて、マスカットのような白い香りにすっきりした飲み口。これがワールド・ビア・アワード2023のライスビール部門で世界最高位を獲ったんだよ。
えっ!世界一!?初出品だったんでしょ!?
55カ国から約3300銘柄が出品された大会で、初出品で世界一。カメラマンから蔵元、蔵元からブルワーっていう異色のキャリアが、酒米をビールに使うっていう唯一無二の発想を生んだんだよね。
日本酒の知識がビールに化けて世界一って...!白椿、絶対飲みたい!
他にも『コイホタル』っていうセゾンはフルーティで程よい酸味と軽い苦味のバランスがいいし、『ヒガミナリ(日雷)』っていうIPAや『アタラヨ』っていうシュバルツもある。全部日本語の美しい名前なのが、元カメラマンらしいビジュアルへの意識を感じるよ。
コイホタル、アタラヨ...名前だけでもう素敵。ラベルにも萩倉の里山に住むカモシカが描かれてるんだよね。醸造所の下にはブルーベリー畑もあるって聞いたし、自然の中で生まれるビールって感じがする!
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