妙高高原ビール園タトラ館ってどんなブルワリー?
ホップ兄妙高高原ビール園タトラ館。ここのルーツはチェコなんだよ。プラハにある1499年創業のU Fleků(ウ・フレクー)――世界最古級の現役醸造所――のマチェスカ醸造長が直接技術指導して、1997年に立ち上がったブルワリーなんだ。
麦ちゃん1499年!? 500年以上の歴史あるチェコの醸造所が師匠なの!?
ホップ兄そう。だからビールのスタイルも本格的な中欧系。看板の『ピルスナー』はチェコ・ザーツ産のザーツホップを使ったボヘミアンピルスナーで、IBU20.3、きめ細かい泡立ちと深いモルトの甘みが特徴。大手のピルスナーとは全然別物だよ。
麦ちゃんザーツホップ……チェコ本場のホップなんだ。他のビールは?
ホップ兄『ヴァイツェン』は南ドイツスタイルで、バナナやストーンフルーツの香り、IBUわずか3。それと『ダークラガー』は4種のモルトをブレンドしたシュヴァルツビアで、ローストの香りにまろやかなボディ。この3本で2016年のインターナショナル・ビアカップを同時受賞してるんだ。
麦ちゃん
ホップ兄しかもインターナショナル・ビアカップで2016年から2021年まで6年連続受賞。世界五大ビール審査会の一つだから、この実績は本物だよ。水がね、妙高山の豪雪が森の土壌で何年もかけて濾過された湧き水で、この軟水があのきめ細かい泡を生み出してる。
麦ちゃん
ホップ兄『ハネウマIPA』はシトラホップを使ったアメリカンIPAで、アルコール6%。シトラスが効いてキレがいい。あと『ペールエール』には妙高で栽培したフレッシュホップを使うこともあって、これは完全なる地元産。変わり種だと『ベイクドトマトスパイシーエール』っていう焼きトマトにコリアンダーとバジルを合わせたスパイスエールもある。
麦ちゃん焼きトマトのビール! 攻めてるなぁ。タトラ館ってどんなところなの?
ホップ兄『タトラ』はスロバキアとチェコにまたがるタトラ山脈から取った名前で、400席のヨーロッパ山小屋風ビアホール。ガラス壁越しに醸造設備が見えて、90分食べ放題2,800円にビール飲み放題1,500円プラスっていう太っ腹設定。白樺の森の中にあって、冬はスキー帰り、夏は高原トレッキング帰りの客で賑わう。
麦ちゃんチェコの伝統と妙高の雪解け水が合体した場所で飲み放題……! 次の旅行の目的地、決まった!
代表銘柄: ピルスナーヴァイツェンダークラガーハネウマIPA