帯広ビールの話をしようか。ここはさ、もともと1973年にレストラン「ランチョ・エルパソ」を開いた平林英明さんが、ベルギービールに衝撃を受けて1996年に醸造を始めたところなんだよ
えっ、レストランが先なの? ビール屋さんが飲食店を始めたんじゃなくて逆なんだ!
そう、しかも平林さんは自社で「どろぶた」っていうブランド豚まで牧場で育ててるんだよ。2001年にエルパソ牧場を作って、自家製ソーセージの原料にしてる。ビールも豚も自分で作る人
なにそれ! 牧場持ちのブルワリーオーナー!? すごいスケール…
コンセプトが面白くてさ、「ワインのようにビールを楽しむ」なんだよ。ベルギービールの個性を十勝で表現したいっていう想いで、ドイツ産麦芽と無農薬の士幌産二条大麦を使って醸造してる
へぇ〜! 士幌って帯広の近くだよね。地元の大麦を使ってるんだ
代表銘柄だと「麦日和」がウィンナースタイルのラガー、「クロウト」がシュバルツ。他にも「金色のカスケード」っていうインディアペールラガーとか、全部で13種類くらいあるんだけど、年間生産量は約2万リットルの小規模醸造
「金色のカスケード」って名前がかっこいい! カスケードホップから来てるのかな
だろうね。あと変わり種だと、えのき茸を副原料に使ったビールもあるらしい。発酵と熟成を同一タンクでやる独自の製法も特徴的で、ベルギー的な自由さがあるブルワリーだよ
えのき茸のビール!? それはどろぶたのソーセージと一緒に飲みに行くしかないでしょ!
記事はまだありません