上州富岡ブリュワリーは、創業者の新井篤さんの経歴を聞いたら絶対忘れられなくなるよ。この人、もともと薬剤師で、介護事業や障がい福祉施設を運営してた人なんだ。
薬剤師がビール!? きっかけは何だったの?
2018年の西日本豪雨で、岡山県倉敷市の障がい者施設に併設されたクラフトビール醸造所が被災したニュースを見たんだ。障がいのある人たちが泥水の中で醸造所を守ろうとしてた。そこで「クラフトビール造りが障がい者の雇用につながる」と知って、自分もやろうと決意して岡山まで修行に行ったんだよ。
そんなストーリーがあったんだ…。ビールの向こうに人の暮らしが見えるね。
2021年に醸造免許を取って富岡でスタート。場所は世界遺産の富岡製糸場から歩いてすぐの路地裏。「ビールを通じて、地域とつながる」がコンセプトで、定番4種がいい感じなんだよ。「え〜る」は大麦のコクとフルーティさが特徴のエール、「地粉ヴァイツェン」は富岡産の小麦を使った上品なヴァイツェン。
富岡産小麦のヴァイツェン! 地産地消そのものだね。他にもある?
「ちょこ」はチョコレートモルトを使った苦味と甘みのバランスが絶妙なやつ。「黒」はクリーミーな泡のスタウト。季節限定では富岡産の生姜やキウイ、南高梅を使ったビールも出してる。「ぐんま地産地消推進店」の認定も受けてるよ。
生姜ビール気になる! でもさっきの障がい者雇用の話、実際にやってるの?
やってるよ。例えば梅ビール用の南高梅の農園で、障がいのある方が剪定枝の収集作業に携わってる。薬剤師としての福祉への想いとビール造りを両立させてるのが新井さんの真骨頂だよね。
飲むだけで地域の雇用にもつながるビールなんだ。富岡製糸場の観光ついでに絶対寄りたい!
タップルームは平日16時から、土曜は11時からやってるよ。壁に8タップ並んでて、できたてが飲める。オンラインショップもあるから取り寄せもできるよ。
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