月山ビール、山形のクラフトビールのパイオニアって言っていい存在だね。1998年に『地ビール月山』としてスタートして、もう25年以上の歴史がある。
えっ、そんなに前から!? 最近のクラフトビールブームよりずっと前じゃん。
しかも始め方が本格的でさ。醸造設備はドイツのカスパー・シェルツ社っていう世界的に有名なメーカーのものを直輸入。さらにオープン前にドイツ人マイスターを2人招いて、醸造技術を一から叩き込んでもらってる。
ドイツからマイスターを!? 本気度がすごい…。
その技術を20年以上守り続けてるのが醸造家の設楽靖さん。ドイツの『ビール純粋令』に則って、麦芽100%・無添加・酵母も生きたまま。麦芽とホップはドイツ・チェコ産にこだわってる。若い醸造家にアドバイスを求められることも多いベテランだよ。
へぇ〜!ドイツ仕込みの技術を一人で守り続けてるんだ…。どんなビールがあるの?
レギュラーはピルスナーとミュンヒナーの2本柱。ピルスナーはきめ細かい泡立ちと爽快なキレ、麦芽のずっしりした旨みが特徴。ミュンヒナーはローストモルトを使った濃色タイプで、ホップの苦みを抑えて麦の香りと旨みをじっくり味わえる。
シンプルに2種類で勝負してるんだ。潔いね。
そして仕込み水が最高でさ。月山って日本有数の豪雪地帯で、降り積もった雪が数百年かけて濾過された湧水を使ってる。道の駅にしかわの月山銘水館に醸造所があって、ガラス越しに醸造設備を眺めながらできたてが飲めるんだよ。
数百年の湧水!それに醸造所を見ながら飲めるなんて最高じゃん!敷地内に日帰り温泉もあるんでしょ?温泉上がりのピルスナー、絶対やりたい!
26年間ブレないドイツ正統派。流行を追わずに原点を守り続ける姿勢、かっこいいよね。
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