OGA BREWING COMPANY(東京・三鷹市)が、地域テーマのビール第3弾として「赤ポストIPA(缶)」を販売している。

小平を題材にした第3弾


商品ページによると、今回は都市農業が元気なまち・小平をテーマにしたシリーズの第3弾。東京で一番たくさんある「丸ポスト」に着想を得た一本で、ノスタルジックな世界観を前面に出している。

グラスに注いだときの色は、ややオレンジがかった夕焼け空を思わせる仕上がり。味わいは、尖りすぎないホップの苦味と香りに、懐かしいビスケット感が重なる設計だ。スタイルはIPAで、ABVは6.0%、IBUは53。モルトにはRED-X、マリスオッター、ミュンヘン、ホップにはコロンバス、カスケード、チヌーク、アマリロを使用している。

OGAらしい、物語から始まるビール


OGA BREWING COMPANYは、三鷹に拠点を置くブルワリー。公式サイトでは、「クラフトビールを初めて飲む方・飲み始めの方が驚き、ビール好きになるビールを造る」ことをコンセプトに掲げている。レシピは「どんなシーンで飲みたいか?」から組み立てるのが特徴で、各ビールにショートショートが付くのもその方針に基づく。

「赤ポストIPA(缶)」にも短編が添えられており、手紙を書くことをきっかけに、言えなかった気持ちが少しずつ届いていく物語が描かれる。味わいだけでなく、飲む場面や気分まで含めて設計されている点は、OGAらしさがよく出ている。

飲み方のイメージが立つIPA


派手さで押すタイプではなく、夕暮れ時にゆっくり飲みたくなるようなIPAを探している人には気になる内容だ。小平という土地の空気感と、丸ポストの持つ懐かしさを、色、香り、苦味、そして物語でまとめた1本として注目したい。