愛媛県西条市のGROUNDTAP BREWERYがInstagramで紹介したのは、KOHARU(小春)。スタイルはHazy IPA with Citrus、ABVは7.0%で、スペシャル素材に媛小春を掲げています。

ブルワリーは、前回のオレンジIPA SHITENNOU に続き、「柑橘の可能性」を主原料から探る仕込みとして今回のビールを位置づけています。タップルームの常連から「味わいが特徴的で面白い柑橘がある」と勧められたことが、仕込みのきっかけだったとのことです。

媛小春は、愛媛県宇和島市を中心に栽培される希少品種で、「清見」と「黄金柑」の交配から生まれた柑橘。黄色い見た目と、ひと口でわかるような独特の甘みが特徴とされています。GROUNDTAP BREWERYは、その個性をそのまま表現するためにホップの使用量をあえて控えめにし、代わりに大量の媛小春を漬け込んで仕上げました。

その結果、ホップ主体のヘイジーIPAとは異なり、柑橘の甘みとわずかな酸味が前に出た、爽やかなフルーツヘイジーIPAになっています。強い苦味や派手なアロマで押すというより、果実そのものの輪郭を楽しめる1本としてまとめられているのが印象的です。

GROUNDTAP BREWERYは、愛媛・西条のブルワリーとして、地元の素材をビールでどう表現するかを丁寧に追求している様子がうかがえます。ラベルデザインは@studio_yotteが担当しており、素材選びから見せ方まで、ローカルな個性をしっかり打ち出したリリースです。