山梨県北杜市の八ヶ岳ブルワリーが、初めてライ麦を原材料に用いたコラボビール「ROGGEN HELLES(ロッゲンヘレス)」を発売しました。今回の企画は、クラフトビアサーバーランド赤坂見附店、クラフトビアシザーズ秋葉原店、そしてイラストレーターのTOAさんを交えた3社コラボとして実施されています。

Instagramの投稿によると、仕込みは2月上旬に両店舗のスタッフが萌木の村ROCKを訪れて行われました。ビアスタイルはロッゲンヘレス、またはライヘレスとも呼ばれるもので、八ヶ岳ブルワリーとしては初めて原材料の一部にライ麦を使用しています。ライ麦に含まれる成分によって麦汁の粘度が上がり、ろ過が詰まりやすくなるため、扱いの難しさがある素材ですが、あえてその個性に挑戦した点が今回の見どころです。

さらに、この仕込みは朝に始まり夜8時過ぎまで続き、八ヶ岳ブルワリー史上最長の仕込み時間になったといいます。ラベルデザインは、ビールを愛するイラストレーターのTOAさんが担当しました。

八ヶ岳ブルワリーは、萌木の村株式会社が運営する醸造部門で、1997年の創業以来、八ヶ岳南麓・清里の地でビール造りを続けてきました。公式サイトでは、麦芽の風味を引き出すためにドイツ発祥の伝統手法「デコクション」を採用していることや、ラガースタイルに力を入れてきた歩みが紹介されています。今回のライ麦ビールは、その蓄積の上で生まれた新しい試みとして注目されます。