白桃と烏龍茶を重ねた一杯

千葉県浦安市のMATSURI BREWING / 祭醸造は、ハレの日にちなんだ「どこか懐かしくドリンカブル」なクラフトビールを掲げるブルワリーだ。ブリューパブを併設し、祭りの神酒所をイメージした賑やかな空間でビールを楽しめることも、このブランドらしさのひとつになっている。

今回紹介する『桃 中生』は、同ブルワリーの果物系限定品をまとめるJUICYシリーズの文脈にある一本。商品ページではBEER STYLEをPEACH OOLONGTEA ALEとし、白桃と烏龍茶を軸にした設計を示している。説明によれば、世界緑茶コンテスト最高金賞受賞の「紅烏龍茶」をベースに3種の烏龍茶をブレンド。龍眼炭で手焙煎された香ばしさと、半発酵茶由来のフルーティーな余韻が、白桃の甘みをそっと支えるという。

スペックはABV 5.0%、IBU 15。モルトはWHEAT、PILSNER、CARAPILS、VIENNA、CARAHELL、ホップはSABROとGALAXYを使用し、品目は発泡酒。要冷蔵で、アレルギー表示は小麦。税込価格は830円に設定されている。

ブリュワーズコメントでは、台湾産の紅烏龍茶をベースにしたオリジナルブレンドとして位置づけ、フルーティーで香ばしく、渋みはやさしく、飲み口は軽やかで余韻は深い仕上がりを目指したとしている。果実ビールに茶葉の要素を重ねる構成は、単なるフルーツエールにとどまらない、MATSURI BREWINGらしい個性を感じさせる。