二兎醸造の新作「NUE HOP JUICE IPA」は、同社の“妖怪シリーズ”として久々に登場したIPAです。ラベルモチーフは、平安時代の伝承で知られる怪鳥「鵺(ぬえ)」。商品説明でも“正体不明”というキーワードを前面に出し、複数のホップ由来の個性が重なる味わいを打ち出しています。

販売形態はCan - 360ml(770円)Can - 360ml 6 Pack(4,620円)の2種類。スタイルはビールで、スペックはAlc 7.0% / IBU 45 / EBC 12。原材料は、Coopers Pale Malt、Simpsons Golden Promise、Rahr White Wheat Maltに加え、ホップはEkuanotとCashmere(商品ページ表記)を使用。YeastはWHC Apres Ski、OtherとしてSugarが記載されています。

特に注目点は、NZ産コールドプレス・ホップジュースを贅沢に使い、USホップと組み合わせている点です。商品ページでは、完熟トロピカルフルーツとシトラスの立ち上がる香り、そして複雑に絡み合うホップの旨みが特徴として紹介されています。

二兎醸造は滋賀を拠点に、オーストラリアやニュージーランド、米国の醸造カルチャーの影響を取り入れながら、多様なスタイルを展開してきたブルワリーです。看板の一つである“Beer for everyone”の姿勢どおり、物語性のある限定作から日常的に楽しめるビールまで幅広く提案しており、今回の「NUE HOP JUICE IPA」もその文脈に位置づけられる1本と言えそうです。