OGA BREWING COMPANYが、「赤ポストIPA」を新発売した。これは、都市農業が元気なまち・小平をテーマにしたシリーズの第3弾で、東京に多く残る「丸ポスト」への思いをビールに落とし込んだ一本だ。

グラスに注ぐと、ややオレンジがかった夕焼け空を思わせる色合い。香りと苦味はIPAらしい存在感がありつつ、輪郭は尖りすぎず、どこかやわらかい。モルトにはRED-X、マリスオッター、ミュンヘンを使い、ホップはコロンバス、カスケード、チヌーク、アマリロを組み合わせた。ABVは6.0%、IBUは53、容量は350ml。価格は770円(税込)。

公式サイトでは、懐かしいビスケット感に親しみが込み上げる味わいとして案内されている。ゆっくり飲みながら手紙を書き、レトロな丸ポストに投函したくなるような情景まで含めて設計されているのが、このビールの面白さだ。

OGA BREWING COMPANYは三鷹に拠点を置き、クラフトビールを初めて飲む人にも驚きと楽しさを届けることを掲げるブルワリー。ビールを「どんなシーンで飲みたいか」から組み立てる方針を持ち、商品ごとにショートショートを添えるのも特徴だ。地域の風景や記憶を、味わいと物語の両方で伝える今回の新作も、その姿勢をよく表している。