宮崎県延岡市のひでじビール行縢(むかばき)醸造所は、熊本復興ビール「HOPe Step Jump for Kumamoto from Miyazaki」を本日より発売した。熊本地震から10年を迎えるタイミングで、記憶の継承と防災意識の醸成を目的にした取り組みとして企画されたもので、売上の一部は震災復興支援をはじめとする熊本の地域復興のために寄付される。

このプロジェクトは、熊本日日新聞社の企画・監修のもと、みなみ阿蘇ビール、宮崎ひでじビール、門司港レトロビールを含む4社が協働して進めるもの。2016年4月の熊本地震では、熊本県を中心に九州各地が大きな被害を受け、とりわけ阿蘇地域では住宅やインフラだけでなく、観光や産業にも影響が及んだ。今回のビールは、そうした記憶を風化させないための一杯でもある。

レシピには、熊本県益城町の潮井水源の湧き水南阿蘇産のカスケードホップと米が使われているほか、LuminosaSuperdelicの2種のホップを採用。名前の「HOPe」はホップと希望を掛け合わせた造語で、「STEP」「JUMP」には、それぞれ歩みと飛躍への願いが込められている。

ビアスタイルはアメリカンペールエール。モルトの穏やかなコクにトロピカルな香りが重なり、飲み口は軽やかだ。アルコール度数は5%、容量は350ml。ひでじビールらしい飲みやすさを持ちながら、熊本の食材と土地へのまなざしを一杯に落とし込んだ復興記念ビールとして、食事と合わせて楽しみたい。熊本名物のあか牛丼との相性も意識されている。