高尾ビールが2026年4月25日、Instagramで〈B E E R〉と題した投稿を公開した。投稿本文の詳細は多く示されていないが、同社の発信としては珍しくない、余白を残した見せ方になっている。

高尾ビールは、東京・八王子市、高尾山のふもとで2017年に立ち上がったローカルブルワリーだ。公式サイトでは、麦やホップに加えてフルーツ、スパイス、酵母などを使い、つくり手の顔が見える周辺地域の原材料を積極的に取り入れていると案内している。製造工程で出るビール粕を堆肥や飼料として再活用するなど、環境負荷を抑えた循環型のビールづくりを掲げている点も特徴だ。

現在は、KO52 TAKAO内の「KO52ブルワリー&タップルーム」と、下恩方町の「おんがたブルワリー」を拠点に展開している。前者は高尾駅南口から徒歩2分の立地で、出来たてのビールを楽しめる場として機能している。一方、おんがたブルワリーは醸造拠点で、一般向けの受け入れは行っていない。

今回の〈B E E R〉投稿は、具体的な商品名や発売情報を前面に出したものではないが、山の麓の街で日々ビールをつくる高尾ビールの姿勢をあらためて感じさせる。素材や土地との距離感を大切にする同社だけに、季節の節目に合わせた次の一手にも注目したい。