ベアレン醸造所、南ドイツ伝統を継ぐ希少エール「ライ麦ビール」を発売
岩手のベアレン醸造所が「ベアレン ライ麦ビール」を発表した。南ドイツの伝統に学び、ライ麦を使って丁寧に仕込む希少なエールで、白い濁り由来の芳醇な香りと果実味、とろみを感じる独特の口あたりが特長。世界的に造り手が減るスタイルを、歴史ある設備で再現した1本だ。
ベアレン醸造所は、新商品「ベアレン ライ麦ビール」を発売した。原料にライ麦を用いた希少なエールで、同社は南ドイツの伝統を受け継ぐスタイルとして紹介している。
香味のポイントは、酵母由来の白い濁りがもたらす複層的な風味だ。ライ麦パンを思わせる芳醇な香りに、麦芽のほのかな酸味、さらにバナナや桃を連想させる果実味が重なり、飲み進めるほどに表情が変わる。加えて、とろみすら感じる独特の口あたりは、このビアスタイルならではの個性として打ち出されている。
今回のリリースで注目したいのは、ベアレンが「今や世界的に造り手が減った“幻のビール”」とされる領域に取り組んでいる点だ。100年以上前の特別な醸造設備で再現したという説明からも、同社が得意とするクラシカルな醸造アプローチがうかがえる。
岩手に拠点を置くベアレン醸造所は、伝統的な欧州スタイルを日本のクラフトビール市場で提案してきたブルワリーの一つ。定番だけでなく、季節商品やトラディショナルラインで多様なスタイルを継続的に展開しており、今回のライ麦ビールもその文脈に位置づけられる。
販売は公式WEBショップと楽天ショップで案内されている。一方で、発売日や販売チャネルは販売店によって異なるため、購入前に最新の取り扱い状況を確認しておきたい。スタイルの希少性に加え、香りと質感の個性を楽しめる1本として、飲み比べのラインアップに加える価値がありそうだ。
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。