アンドビール勝沼醸造所は、新作ビール「Bailey-A 2025」を発表した。2025年産の勝沼産ベーリーAを使ったフルーツサワーで、アルコール度数は7%。投稿では、爽やかな酸味の中にいちごのような甘い風味をまとったビールだと案内している。

今回使われたベーリーAは、工場の裏手にある畑で育てられたもの。収穫したぶどうを丁寧に醸したうえで、サワービールのベースに投入して仕上げたという。ワイン用ぶどうならではの果実感を、ビールの酸と重ねてどう表現するかが、この一杯の見どころになっている。

アンドビールは2017年に東京・高円寺でブリューパブとして始まり、2021年に勝沼へ醸造拠点を広げたのち、2025年に醸造機能を勝沼へ一本化したブルワリー。ワインの名産地・山梨県甲州市勝沼に根を下ろし、季節感や食材、地域の生産者とのつながりを生かしたビールづくりを続けている。

同ブルワリーは、定番を多く持たず、毎週のように新しいビールに挑戦する姿勢でも知られる。今回の「Bailey-A 2025」も、その流れを受けた一本だ。自社タップルームの高円寺、阿佐ヶ谷、山梨で順次提供が始まっており、売り切れ次第終了となる。飲食店向けには業務用ECサイトでケグ販売も始めているため、提供希望店はそちらも確認したい。

勝沼のぶどうを使い、ブルワリーの土地感をそのまま味に落とし込んだ今回の新作。ワイン産地にある醸造所だからこそ生まれる、果実と酸のバランスに注目したい。