奈良醸造、VERTEREとのコラボビール「TYPHINA」初回出荷店を案内
奈良市のクラフトビール醸造所・奈良醸造は、東京都・奥多摩のVERTEREとのコラボレーションビール「TYPHINA」の初回出荷店を公開した。通常のピルスナーより炭酸ガスを弱め、麦芽の甘みとホップの繊細な香りを落ち着いて味わえる設計という。
奈良市でクラフトビールを醸造する奈良醸造は、東京都・奥多摩のVERTERE(バテレ)とのコラボレーションビール「TYPHINA(ティファナ)」について、初回出荷店を案内した。販売は4月18日現在、酒販店が中心で、奈良醸造のオンラインストアでも取り扱っている。
「TYPHINA」は、通常のピルスナーより炭酸ガスを弱めたことが特徴だ。泡の刺激を抑えることで、麦芽由来の甘みやホップの繊細な香りをよりくっきりと感じられる設計になっている。ピルスナーという親しみやすいスタイルを土台にしながら、飲み口の印象を少し変えることで、香りと味わいの輪郭を際立たせている。
また、VERTEREでも同名の別スタイルビールが販売されており、両ブルワリーの解釈を飲み比べる楽しみもある。コラボレーションの文脈で見ると、スタイルの違いを通じてそれぞれの醸造思想に触れられる点が興味深い。
初回出荷店は、北は青森から南は鹿児島まで幅広い。首都圏では東京・神奈川の酒販店や百貨店、飲食店系の売場に加え、関西では京都、大阪、奈良でも展開される。奈良県内では「もも太朗」「農と発酵 Zen」「近鉄百貨店奈良店 大和路」などが名を連ねており、地元で手に取りやすいのも特徴だ。
奈良醸造は、奈良市北之庄西町に拠点を置くブルワリーとして、個性のある限定品やコラボレーションを継続してきた。今回の「TYPHINA」も、派手さよりも設計の妙を楽しむタイプの一本。ピルスナーらしい飲みやすさを残しつつ、香りや甘みの見え方を丁寧に調整した仕上がりとして、じっくり向き合いたいビールだ。
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。