日暮里のブリューパブ「Okei Brewery Nippori」が4月26日に投稿したタップリストには、その日の樽替わりビールがずらりと並んだ。店内はカウンターとテーブルを備え、10本超のタップを日替わりで入れ替えるスタイル。タンクを眺めながら一杯できる、ブリューパブらしい空気感も魅力だ。

この日の自家醸造は、軽快な飲み口の「Nichinokuri Kölsch」を先頭に、「Mango Sour Ale」「Setagaya Vice」「Super Arakawa HAZY Under the Bridge」「Lemon Wheat」「OKEI IPA」「Helles」と、スタイルの振れ幅が広い。コーラビールの穏やかな麦芽香、マンゴーのジューシーさ、赤しそ由来の酸味と塩味、ホップを増量した9.0%のヘイジー、瀬戸田レモンを使ったセゾン、グレープフルーツを思わせる苦み、そしてモルト感のあるヘレスまで、同じ醸造所のビールで表情の違いを確かめやすい構成だった。

ゲスト枠も見どころが多い。Y.Market Breweryのメルツェン「Antrank Amp Fiff」、Baird Beerの「Island Country Stout」、長濱浪漫ビールの「Fresh Hop IPA」、牛久醸造場の「Moon Halo」、そしてKIRINの「Brau Meister」まで入り、ラガーからIPA、ヘイジー、スタウトまで一通り比較できる。食事はフィッシュ&チップス、各種前菜、パスタ、フォカッチャピザが揃い、ビールの個性を受け止めるラインアップ。日暮里で、その日の一杯をじっくり選びたいときに向く店だ。