東京・杉並区久我山のブルワリー、Mountain River Breweryが3月9日の投稿で、準定番ビール「ブラックフォース」をリリースした。スタイルはアメリカンスタウト、アルコール度数は6.0%。

投稿では、焙煎由来の香ばしいダークモルトに加え、大量のアメリカンホップをブレンドしている点が紹介されている。ビターチョコレートやエスプレッソを思わせるフレーバーを持ちながら、飲み口はドライで軽やか。黒ビールに対して重い印象を持つ人にも試しやすい設計だ。

黒いビールは一般的に動きがゆるやかになりがちだが、同ブルワリーはこのスタイルに継続して取り組み、味の見え方を更新したいという姿勢を示している。モルトのコクとホップの苦味のバランスを重視し、香り・苦味・後口を整理した一杯として仕上げているのがポイントだ。

さらに、醸造所の目の前にある焼き鳥店「とり亀」との相性にも言及。香ばしい焼きのニュアンスとスタウトのロースト感が重なることで、食中酒としての魅力がより際立つ。久我山での一杯はもちろん、樽生で見かけた際にもチェックしておきたいリリースといえる。

黒ビールを飲み慣れた人には再確認の一杯として、これから挑戦する人には入り口として。Mountain River Breweryの「ブラックフォース」は、日常の食事に寄り添うアメリカンスタウトの現在地を示している。