1973年に放映されたアニメーション『けろっこデメタン』を題材にしたコラボ缶が、OGA BREWINGから登場した。作品は、水辺で生まれるラナタンとの小さな恋や、みんなが暮らす池を平和な場所にしようと奮闘する物語。ページでは、懐かしさを感じる世代にも、初めて作品に触れる人にも、ビールを飲みながらデメタンの歩みを応援してほしいというメッセージが添えられている。

けろっこデメタン Pale Ale は、スタイルにイングリッシュペールエールを採用。モルトはマリスオッター、カラメルミュンヘン、カラメルピルス、ホップはカスケードとセンテニアルを組み合わせている。ABVは5.0%、IBUは25、容量は350ml。香りや苦味を前面に押し出すというより、麦芽のふくらみとホップの輪郭をバランスよくまとめた設計で、ペールエールらしい飲みやすさが想像しやすい内容だ。

OGA BREWINGは東京都三鷹市に拠点を置くブルワリーで、地域に根ざした商品づくりとコラボレーションビールの展開に力を入れている。公式サイトでも、三鷹の風景や文化、世代を越えたコミュニケーションを意識した姿勢が見て取れる。今回の一本も、その方針に沿って、作品への親しみや地域ブルワリーならではの距離感を重ねた企画といえる。

なお、商品ページではペールエールに加えてIPAも用意されており、ラベルもスタイルも2種で展開されることが案内されている。アニメ作品の記憶と、クラフトビールの飲み比べの楽しさをつなぐコラボレーションとして、ファン層の広がりが期待できる。