京都発のクラフトブルワリー、クラフトバンクのオンラインストアに、季節商品「YUZU BRUT 6本セット」が登場した。販売価格は税込4,200円(350ml缶×6本)。

このビールの核は、京都・水尾の完熟ゆず。冬の寒さで香りを凝縮させた果皮を使い、例年はCOLD IPAに使っていた素材を今回はBRUT LAGERに振り向けた。狙いは、よりシャープな飲み口と、ゆずの香りをまっすぐ感じられる設計だという。

発酵工程では、京都の老舗「菱六」の白麹を採用。糖をしっかり分解し、スタイル名どおりのドライさを押し出した。ホップはHallertau Blanc、Nelson Sauvin、Motuekaを使用し、白ぶどうやライムを思わせるアロマを重ねることで、ゆず由来の柑橘香を単調に終わらせず、奥行きある香りへと仕立てている。

スペックはABV 5.0%。モルトはPilsner malt、Ale malt、Spelt malt。外観は淡いゴールドで、強めの炭酸設計。よく冷やして飲むと、喉を抜ける瞬間のキレと、鼻に戻るゆずの余韻が際立つ。

クラフトバンクは京都府福知山市の旧銀行跡地を拠点に、2020年に始動し、2022年に醸造所をオープン。建物の再生とビールづくりを重ねる地域密着の文脈も、この一杯の背景にある。地元・京都の素材と技術を組み合わせた「YUZU BRUT」は、季節ビールとしてだけでなく、同ブルワリーの現在地を示すリリースと言えそうだ。