ベアード・ブルーイングは2026年3月12日、公式Instagramで新作「セカンドストライクアップルエール」の提供開始を告知した。投稿によると、Brisk, softly tart & refreshingly dryという表現どおり、甘酸っぱさとキレのある後味を狙った設計。スタイルはフルーツエール、ABVは4.0%で、飲み疲れしにくい軽快さが軸になっている。

仕込みの特徴は、長野県産りんごの使い方だ。ブルワーのコメントでは、麦汁の工程と一次発酵後の2段階で、合計150kgのりんごを投入したハイブリッド設計と説明。シードルのようにドライに仕上げ、りんご由来の爽やかな香りを前面に出した味わいで、投稿内ではGraff(グラフ)とも呼ばれるスタイルとして紹介されている。

ラベルアートにも遊び心がある。ビールと野球を愛する原宿のアパレルメーカーaliasが名付けた「Second Strike」の世界観を反映し、空振りで2ストライクになった打席の瞬間をビジュアル化。よく見るとボールがりんごになっている、というストーリーまで含めて楽しめる一本だ。

この新作の発信元であるベアード・ブルワリーガーデン修善寺は、静岡県伊豆市・狩野川のほとりにある拠点。公式サイトでは、自然環境と醸造を結びつける思想、20タップのテイスティングルーム、そして持続可能な醸造設備への取り組みが示されている。果実の個性を生かす今回の新作は、そうしたベアードの“風味を祝福する”ものづくりと地続きで理解すると、さらに面白い。