神奈川・横須賀市汐入町のビアパブ「Craft Beer 2 TAPS」で、箕面ビールの限定醸造「猿山鹿男」がタップにつながった。

この1杯は、箕面ビールと秋鹿酒造のコラボレーションで仕込まれた発泡酒。米麹を使っているのが特徴で、セゾン酵母由来の複雑さに、米のやわらかな風味と吟醸香を思わせる華やかさが重なる。仕上がりはかなりドライで、飲み口にキレがあるタイプだ。

箕面ビールの案内では、サブタイトルは「Japanese Rice Brut」。アルコール度数は7.0%、IBUは15で、苦味を強く主張するというより、香りと口当たりのバランスで楽しむ設計になっている。温度帯によって香りの表情が変わるため、少しずつ温度を上げながら飲むと、立ち上がる印象の違いを追いやすい。

Craft Beer 2 TAPSは、2階にあるビアパブらしく、タップでつながるゲストビールを落ち着いて味わうのに向いた店。今回の「猿山鹿男」は、すっきりした飲み口と穏やかな苦味を持つので、食事と合わせても扱いやすい。前菜や魚介、軽めの肉料理と並べても邪魔をしにくく、グラスを重ねるほど香りの奥行きが見えてくる。限定醸造を樽で楽しめる機会として、箕面ビールファンはもちろん、セゾン系や米麹を使ったビールに関心がある人にも注目の一杯だ。