新作は“毎日飲みたくなる”を狙ったSession IPA

三重を拠点とするひみつビールが、Instagram投稿(元投稿)で新作「ラッコIPA」をリリースした。投稿では、"ホップ感を目一杯楽しめるIPA"として紹介され、定番的な飲み疲れしにくさを意識したSession IPA(ABV 4.5%)であることが明記されている。

使用ホップと味わいの設計

投稿文によると、使用ホップはシトラ、モザイク、シムコー。アメリカンホップを複数回に分けて投入し、飲んだ瞬間のアロマとフレーバーの厚みを出す仕込みを行ったという。香味の方向性は、ダンクな草っぽさを土台に、グレープフルーツ寄りのシトラス、白ぶどう、赤いベリーを思わせるニュアンス。苦味を強く押し出すより、ホップ由来の香りと風味を立体的に感じさせる構成になっている。

ボディは軽快、麦の甘さは控えめ

説明では、ボディは軽くリフレッシングで、麦の甘みはドライ寄りに抑えた設計。軽い香ばしさにとどめることで、ホップのキャラクターを主役に据えている。IPAは好きだが、重すぎる苦味よりフレッシュな香りを楽しみたい層に向いた1本といえる。

ひみつビールらしさと地域性

ひみつビールは三重発のブルワリーで、投稿内ハッシュタグにも伊勢・伊勢志摩の文脈が見える。仕込み後の日常を交えた発信と、ホップ設計を具体的に伝える文章の組み合わせは、造り手の距離感の近さを感じさせる。春先の気温に合わせ、よく冷やして香りの立ち上がりを楽しむ飲み方まで提案しており、ブルワリーの個性がよく出た新作リリースとなった。