ファーイーストブルーイングがInstagramで告知したのは、自然派ロースタリーBicycle Coffee Tokyoとのコラボ新作「Far Yeast Bicycle Coffee Lager」。投稿によると、同社とBicycle Coffee Tokyoの取り組みは長年続く企画で、今回はホッピーラガーを土台にしたCoffee Lagerとしてリリースされる。

今回の設計で注目したいのは、ラガーのクリーンさとコーヒー由来の果実感の重ね方だ。浅煎りのエチオピアとグアテマラのコーヒー豆を組み合わせ、柑橘を思わせるホップの印象と接続。スペックはABV 5.0%/IBU 20/ホップはCitraで、食中にも単体にも合わせやすいバランスに寄せている。

公式発信の製品情報では、仕様は350ml缶と15L樽。通常ラベルに加え、Bicycle Coffee Tokyo店舗では限定ラベル缶も展開される。コラボビールの魅力を、販路ごとの体験差でも楽しめる構成だ。

醸造を担うのは、山梨県小菅村のファーイーストブルーイング源流醸造所。同社サイトでは、同地を「発酵に重要な気温条件を備え、さまざまなスタイルに取り組む拠点」と位置づけている。こうした環境で培ったラガーの設計力に、コーヒーロースターの香味アプローチが重なった今回の一杯は、コーヒービールの“重さ”の先入観を更新する可能性がある。

春先に向けて、軽快さと香りの奥行きを同時に求める飲み手にとって、見逃しにくいコラボリリースになりそうだ。