TYPHINA


奈良醸造が、東京都・奥多摩のブルワリーVERTEREとコラボしたケラーピルス「TYPHINA」の初回出荷店リストを公開した。ABV 5.5%、IBU 17、ホップはHallertau MittelfrühとMerkur、モルトはPilsner MaltとVienna Maltを使用。通常のピルスナーより炭酸を弱め、麦芽の甘みやホップの繊細な香りをよりくっきり感じられる設計という。

グラスに注ぐと、わずかな濁りをともなう淡い黄金色。蜜のような香りが立ち、口当たりはやわらかい。後味には無濾過らしいほのかな苦みと爽やかなホップ感が残り、杯を重ねたくなる飲み心地に仕上げたとしている。派手な香味で押すのではなく、ラガーらしい整ったバランスの中で個性を出したコラボレーションだ。

初回出荷店


初回出荷先は4月18日現在、酒販店のみ。掲載エリアは東北から九州まで幅広く、東京都内ではCaliquors Tokyo、Sanity、TDM 1874 下北沢、threefeet Tokyo、渋谷東急フードショーなどが並ぶ。奈良県内でも、もも太朗、農と発酵Zen、近鉄百貨店奈良店 大和路、西の京地酒処きとら、東川酒店、登酒店、酒のあべたやが案内されている。

奈良醸造は奈良市北之庄西町に拠点を置くブルワリーで、これまでも定番からコラボまで幅広いスタイルを展開してきた。今回はVERTEREとの共作として、ドイツで飲んだケラーピルスの印象を出発点にしたという背景も興味深い。なお、VERTERE側でも同名で別スタイルのビールが販売されている。