宮崎県延岡市のひでじビールは、熊本復興ビール「HOPeStepJump」の販売開始を木村知事に報告した。4月1日に発売した同商品について、先日、熊本日日新聞社とKCBA(九州クラフトビール協会)のメンバーがそろって報告に臨んだという。

報告の場では、知事から企業姿勢に温かい言葉が寄せられたほか、被災により使えなくなった阿蘇ファームランドのビールタンクを引き取り、地元の鉄鋼会社の手で修理・再活用している取り組みにも共感が示された。設備を「新しく作る」のではなく、「使える形で生かし直す」発想は、クラフトビールの現場でも注目したいポイントだ。

ひでじビールは、宮崎県延岡市を拠点に展開するブルワリーで、工場見学や地域連携など、土地に根ざした取り組みも案内している。そうした背景を踏まえると、「HOPeStepJump」は単なる新商品の告知にとどまらず、地域の復興、再生、そしてものづくりの姿勢を重ねた一本として見えてくる。

記事では「残り僅か」とも案内されており、興味のある人は早めにチェックしたい。味わいだけでなく、そこに込められた経緯まで含めて楽しみたいビールだ。