ベアレン醸造所が、果実酒ブランド「Our Hour」の新商品としてスイートシードルをリリースした。公式発表は2026年2月13日付で、商品説明では「1本に岩手のりんご2個分」を使用するとしている。

今回のスイートシードルは、地元農家から直送されたりんごを丁寧に搾り、甘みを引き出す製法が特徴。加えて、保存料・着色料・香料を使わない設計により、単に甘いだけでなく、りんご由来の爽やかな香りも感じられる味わいを目指した。販売は公式WEBショップ、楽天ショップ、ブランド特設ページで案内されているが、発売日や流通チャネルは販売店ごとに異なるため、購入時は各販売先の最新情報を確認したい。

ビールファンにとって注目したいのは、この商品が“ビール醸造所発”の果実酒である点だ。ベアレン醸造所は岩手県盛岡市北山に本社ブルワリーを置き、ドイツから移設した100年以上前の設備を活用しながら、ヨーロッパ伝統スタイルの酒造りを続けてきたブルワリーとして知られる。そうした醸造の積み重ねを背景に、同社は近年「Our Hour」ブランドでシードルやスパークリングワインにも領域を広げている。

クラフトビールの文脈で見ても、地域原料の個性をどう引き出すかは共通テーマだ。岩手の果実を主役に据えた今回のスイートシードルは、ベアレンの“地元発”の姿勢を、ビール以外の選択肢で体験できる新商品と言える。