1年熟成で仕上げた、数量限定のスペシャルリリース

Yellow Monkey Brewing(YMB)は公式ブログで、「Barrel Aged Cranberry Ale」の販売開始を案内した。今回のボトルは150本限定。通常の新作リリースとは一線を画す、長期熟成プロジェクトとして位置づけられている。

元になったのは、YMBが立ち上げ期だった2024年冬に仕込んだCranberry Ale。このビールを、ヘッドブルワーの経験地でもあるニュージーランドから直輸入したシャルドネのワイン樽で約1年間熟成。さらに2樽の個性を見極めながらブレンドし、クランベリー由来の引き締まった酸味と、白ワインを思わせるニュアンスを重ねたという。

商品説明では、スタイルはFruits Ale、スペックはAlc 6.0% / IBU 19.6。Strong Golden Aleをベースにクランベリー果汁を加え、ワイン酵母で発酵させたのち樽熟成を行う設計で、華やかな余韻を狙ったレシピになっている。

パッケージは375mlのシャンパンボトルを採用。手作業での充填、蝋付け、ラベル貼付、クラフト紙での包装といった工程を経て仕上げるため、生産数を絞った形だ。YMBタップルームでは樽生提供も行われ、ボトルはオンラインストアで2本セット販売(記事確認時点でSOLD OUT表示)となっていた。

ブルワリーの文脈

YMBは神奈川県横浜市都筑区中川を拠点に、「ビールとスポーツを通じて人と人を繋ぎ、笑顔を広める」をミッションに掲げるブルワリー。醸造設備とタップルームをコミュニティハブとして運営し、定番から実験的な限定作まで幅広く展開している。今回の1本は、その中でも「時間」を使って価値を積み上げる、YMBのクラフトマンシップが見えるリリースと言えそうだ。