インクホーンブルーイングは2026年3月6日、新作ビール「Osprey」をInstagramで告知した。公表スペックは以下の通り。

- Name: Osprey
- Style: West Coast Triple IPA
- ABV: 10.5%

投稿によると、ベースモルトのみでダブルマッシュを行い、加糖せずに10.5%まで持っていったレシピ。大量に使用したイギリス産の明るい色調のペールモルトが土台となり、樹脂感のあるホップキャラクター、不知火を思わせる柑橘、さらにベリーやメロンのニュアンスが重なる設計だという。

ホップはMosaic Cryo、Citra LUPOMAX、Simcoe Dynaboost、Mosaic、Idaho 7 LUPOMAX、Nectaronを使用。CryoやLUPOMAXなど濃縮ホップをしっかり投入したことで、温度上昇とともにフルーティさが立ち上がる点も特徴として挙げられている。酵母はWLP001、モルトはExtra Pale Ale Malt

造り手コメントでは、普段想定するパイント系グラスに対し、このビールはチューリップグラスでも個性が伝わりやすいバランスと説明。甘やかな印象を伴いつつも残糖過多ではなく、計算上の苦味は確保しているという整理も興味深い。国内ではまだ見かける機会が多くないWest Coast Triple IPAを、インクホーンらしい解像度で提示した1本と言えそうだ。

インクホーンブルーイングは東京・目白にブルワリー兼テイスティングルームを構える。高アルコール帯のIPAが持つ古典的な魅力と、現代的なホップ原料の表現を同時に試したい飲み手には、見逃せない新作になりそうだ。