二兎醸造の新作「GOSE WITH SAKURA-MOCHI」は、同社が2026年から始めた“花札”ラベル企画の3月版として登場した。モチーフは三月の札「桜に幕」。月替わりで日本の旬の食材を表現するプロジェクトの一環で、今回は春の和菓子・桜餅の記憶をビールに落とし込んでいる。

スタイルはゴーゼ。商品説明では、塩漬けの桜葉を使い、爽やかで心地よい酸味に、桜葉由来のほのかな塩味を重ねた設計とされる。ハイビスカスによる淡い桜色、ドライで丸みのあるフィニッシュ、かすかなフローラル感も特徴だ。価格は`Can - 360ml`が715円、`Can - 360ml 6 Pack`が4,290円(税込)。

ブルワリーの背景を見ると、この限定作の方向性は同社の姿勢と地続きだ。二兎醸造は滋賀を拠点に、欧州の伝統とニューワールドの醸造文化の両方に影響を受けた、多様なスタイル展開を掲げる。公式の「Beer for everyone」というモットーの通り、飲みやすさと風味の両立を重視しつつ、地元素材も積極的に取り入れてきた。今回の“桜葉×ゴーゼ”は、そうした文脈の中で季節感を明快に示すリリースと言える。

春の食卓に合わせるなら、塩味のある前菜や軽い和食と相性を探るのが面白い。花見シーズンの1本としても注目したい。

出典: https://www.tworabbitsbrewing.com/products/gose-with-sakura-mochi
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