宮崎県延岡市にあるひでじビールは、行縢山(むかばきやま)の麓という自然豊かな環境で醸造を行うブルワリーだ。公式サイトでは、春のシーズンインに合わせて工場開放のオープンブルワリーと、屋外で楽しめるBBQビアテラスを案内している。

見どころ

オープンブルワリーでは、普段は入れない醸造の現場をスタッフが案内する。ホップや大麦に触れたり、発酵前の麦汁をテイスティングしたり、酵母を顕微鏡で観察したりと、ビールができるまでの流れを体験しながら知ることができる。見学後には試飲も用意され、ビールづくりの背景を味わいとともに確かめられる構成だ。

ひでじビールらしさ

ひでじビールは、上質な天然水と自家培養酵母にこだわり、地域の素材を取り入れたビールづくりを続けてきた。看板商品として知られる「栗黒」や、九州の素材を生かした「九州CRAFT」など、土地との結びつきを感じさせるラインナップも同社の特徴だ。行縢山の景観とあわせて楽しめる点も、醸造所を訪れる理由になっている。

併設企画も充実

春のイベント期間中は、炭火BBQとクラフトビールを組み合わせたビアテラスも楽しめる。直売ショップやグルメ屋台、買い物額に応じた企画などもあり、ビールファンだけでなく家族連れでも過ごしやすい内容になっている。

工場見学の参加は無料で、所要時間は45〜60分ほど。ひでじビールにとって春のオープンブルワリーは、ビールの味わいだけでなく、つくり手の考え方や地域とのつながりを伝える場として位置づけられている。