ヨロッコビール 岩瀬ブルワリーが今回リリースしたのは、"夏みかんセゾン"。投稿ではスタイルを「Farmhouse Ale with Local Natsu-Mikan Citrus」、アルコール度数を4.0%と明記している。

このビールの核になっているのは、葉山の海と町を見渡せる山の上にある夏みかんの木。毎年冬に実る果実の果汁を加えて仕込んだと説明されており、地元の素材を季節ごとにビールへ落とし込む同ブルワリーらしい設計だ。味わいについては、ライトな酸味と夏みかん由来のフレーバーが、ホップと酵母のニュアンスに調和し、するすると飲み進められる仕上がりと紹介されている。

ペアリング提案も具体的で、出始めの地産わかめを軽く茹で、ポン酢やヌタ、あるいはオリーブオイルと塩で合わせる食べ方を推奨。派手さよりも日々の食卓に寄り添う楽しみ方を前面に出し、「素朴だけど贅沢」という文脈で春の一杯を提案している。

ヨロッコビールは公式サイトでも「鎌倉を拠点にしたインディペンデントなローカルブルワリー」として発信を続けており、今回の缶リリースもその姿勢を体現する内容だ。地域の果実、海辺の季節食材、低めの度数設計。飲み手にとっては、神奈川の春をグラスの中で追体験できる一本になりそうだ。