二兎醸造のオンラインショップに、季節限定「-花札series- オーツ クリーム IPA <抹茶>」が掲載されている。公開情報では、2026年に始動した花札シリーズの第2弾で、モチーフは二月札「梅に鶯」。春の気配に合わせ、国産抹茶を主役に据えたフレーバード・オーツクリームIPAだ。

販売形態は360ml缶で、価格は単品770円と6本パック4,620円(税込)。スペックはABV 6.0%、IBU 15。原材料はCoopers Pale、Flaked Oats、White Wheat Maltを軸に、ホップはCashmereとCitra、酵母はSaturated、さらにラクトースと滋賀県産抹茶を使用している。

商品説明では、メロン様の甘いホップ香、焼きたてパンを思わせるモルト香、抹茶の穏やかな香りが重なる設計。口当たりはラクトース由来のクリーミーさが特徴で、フルーツとシトラスの甘やかさに、ホップの苦味と抹茶の渋みを重ねることで、立体的な余韻を狙っている。抹茶が缶底に沈みやすいため、半分注いだ後に缶を軽く揺らして残りを注ぐ飲み方が推奨されている。

二兎醸造は滋賀を拠点に、欧州の伝統と豪州・NZ・米国のクラフト文脈を横断するレシピ設計を掲げるブルワリー。ブランドのモットーに「Beer for everyone」を置き、輸入ホップと地元素材の併用を進めてきた。今回の抹茶IPAは、その方針を季節企画に落とし込んだ一本で、ローカル食材の表現力と現代IPAの飲みやすさを同時に示すリリースといえる。